AG+でデオドラント 
日本でバカ売れしている制汗剤は、花王の「8X4」資生堂の「エージーデオ24」ライオンの「Ban」です。ドラッグストアーやスーパーにも置いてあるし、おなじみのメーカーの製品なので、3強に定着しているのでしょう。

3強製品のなかで、銀イオンを成分に配合しているのが「エージーデオ24」です。金属なんて塗っちゃっていいの?と心配するひともチラホラみかけます。本当に塗っちゃっていいの?




よろしいと国は認めています

「銀は食べてもよろしい」と認可され、指定食品添加物リストにも載っています。近所に住む銀歯が華やかなお婆ちゃんも、元気いっぱいでゲートボールを楽しんでいますし、銀食器でもてなす高級レストランが、病人や死人を出した話もききません。ヨーロッパの水道水は銀イオンで殺菌されているほど、人体への影響が少ない金属です。

「銀イオンはヤバい」と脅かす根拠のひとつはドイツ連邦リスク評価研究所の意見書ですが、具体的な健康被害が起きたわけではありません。ナノ銀は超ちっちゃくて殺菌力が強いので、人体に侵入したら細胞荒らさないって保証できる証拠がまだ集まってないんだよね、という内容の意見書です。

銀イオンのデオドラント剤の良い点

銀を水につけると、プラスの電気を帯びてとけだす性質があります。溶け出した物質がAG+こと無色無臭の銀イオンで、大きさは1mの1兆分の1くらいです。銀イオンは、ほとんどの細菌を倒してしまいます。赤痢菌・サルモネラ菌・レジオネラ菌・コレラ菌・ロタウィルス・カンジタ菌・ヘルペスetc、と全部挙げていけば、夜があけそうです。

たとえば銀イオンの制汗剤をワキにスプレーすれば、ワキガの原因菌のコリネバウテリウムを壊滅させます。ミドル脂臭や加齢臭を発生させるブドウ球菌なども一掃します。少数精鋭で仕事をすませ、その抗菌力は24時間後もつづいています。
殺菌のメカニズム
AG+と名がつくように、銀イオンはプラスの電荷を帯びています。餌食になるバクテリアは、マイナスの性質です。プラスとマイナスが出会うと、ピタっとくっつきます。くっついたら、いつもバクテリアが負けてしまうのですが、殺しのテクニックには諸説あり、まだ解明はされていません。
小さな銀イオンが、細菌のDNAの二重らせんに侵入して居座り、細胞分裂を邪魔するので息絶えるとか、水分中の酸素が銀イオンと結びついて活性酸素に変わり、細菌の細胞膜をやぶるために死んでしまうのではないかとも考えられています。
世界初の銀イオン配合制汗剤

   

エージーデオ24のシリーズには、銀イオンのほかにもイソプロピルメチルフェノールという殺菌成分が配合されています。スプレーでもロールオンでも消臭力は強いのですが、空調の効いて無い場所で過ごすひとや、夏場の外まわりの営業で汗タラタラなひと、体質的な大汗っかきさんには、イマイチという評判がありました。汗で流れてしまうのです・・・

そこで今年、新登場したのがエージーデオ24 プレミアム シリーズです。金色に輝くプレミアムリシーズには、肌を収斂させ汗をとめる、クロヒドロキシアルミニウムと酸化亜鉛が配合されています。この夏はかつてない猛暑になりそう、という予報がでています(汗。エージーデオ24プレミアムがどこまで健闘できるか、楽しみが増えてわくわくします。

エージーデオ24のイマイチな点とは 

「汗がとめられない」ことではありません。エージーデオ24が汗で流れてアンダーシャツを濡らしたあとに、衣類のワキの部分が黒ずむことがあるのです。ワキ汗の少ない人には、見られない現象かもしれません。ただ、洗濯してもとれない黒ずみは、銀イオンと汗の成分が結びついた結果、という説が濃厚です。
汗って舐めるとしょっぱいですよね。銀イオンと汗にまじった塩化物イオンや空気中の硫黄分が反応して、黒っぽく着色するのが原因です。そういえば、銀歯のひとの歯のつけ根が黒く変色していることもあります。銀イオン機能のついたエコキュートで、浴槽が黒ずむケースもあります。
汗パッドで武装すると下着を変色させなくてすみますが、黒ずんでしまった下着やシャツは、クエン酸をとかした水にひと晩つけておけば、ほとんど取れるのでやってみてくださいね。