転職面接での印象アップに香水をつけるのはアリなし?

面接に香水は本当にNG? 
仕事さがしに奮闘中のみなさん、お疲れさまです。新天地への最後の関門は、面接です。受けこたえの練習や、印象づくりにはげむ毎日だと思います。

目には見えない臭いも、ひとの印象を大きく左右します。そこで気になるのが、面接と香水の使用です。コロンや香水をつけて面接にのぞむのはアリなし?どちらが正解なのでしょうか。





医療機関や幼稚園などは香水ご法度 

「香水なんてモラルの欠如」ピシャリと叩きつけられるほど、医療現場のフレグランス拒絶反応は厳しいものです。病気とたたかう患者さんのなかには、ほのかな香りを嗅ぐだけで気分が悪くなったり、吐き気をもよおしたりするひとがいます。

いっぽうで患者さん自身が発する臭いは、重要な医療情報です。香水は業務妨害という認識に、議論の余地はありません。事務系の職種の面接でも、香水やネイル、透明以外のマネキュアは、常識はずれと判断され門前ばらいの対象です。香水をつけたりせずに、ナチュラル路線で面接にのぞみましょう。
医療系以外にも、保育所や幼稚園など小さな子ども相手の職場は、香水禁止令が出されています。子どもを嗅覚障害から守るためであり、子どもに嫌がられることも理由です。
医療機関とよく似た理由で、高齢者施設なども、フレグランス禁止が一般的です。「志望する職に関する配慮や認識がかけてている」と判断されれば、うかる面接でも落とされてしまいます。
食品系やオカタイ職場の面接も香水NG 
食品系は衛生環境に厳しい職場です。香水は敬遠される傾向があります。ひとの口に入るものを製造販売している会社ですから、衛生面での悪評は命とりです。食品をあつかう職場に、余計な香りはいりません。
教育機関や役所、金融機関などの、いわゆるオカタイ職場に転職したい場合も、香らせない方が得策です。ちょっとしたことで眉をひそめる環境なので、警戒モードで突破するに越したことはありません。
志望先がどこであれ、新卒の就活に香水は不要という風潮があります。あなたがエントリーしたのは働くためであり、オシャレをしたり魅力を振りまいたりするためではないと意思表示するために、無臭をこころがけましょう。

フレグランスに寛大な業種や職場は 

採用されたいと思うなら、香水なしがいちばん無難な選択です。面接官の好みや意識の問題があります。面接でプンプンさせるのは、必要のないリスクをわざわざ背負うようなものです。
イランイランやアンバーのセクシーな匂いは、お水系の職場の面接いがいは論外です。グルマン系のお菓子のようなにおいや華やかなフローラルも、独断と偏見で除外したくなります。爽やかで清潔な香りをひかえ目に香らせてください。印象にダメージをあたえるリスクがないのは、石鹸の香りです。
アクアシャボン・石鹸の香り

   

ピュアシャワー オードトワレ石鹸は、面接にバッチリのトワレです。

プッシュすると洗いたての洗濯物のにおいがします。時間がたつと石鹸の匂いに落ち着きます。持続時間は3時間から4時間です。洗濯物や石鹸の香りは、世の中でいちばん好感度の高い香りです。

普通のひとがピュアシャワーを嗅ぐと、トワレや香水だと思わず、キレイに洗濯されたシャツを来て石鹸のニオイがする清潔な人物という印象をもつはずです。まんま洗濯物と石鹸の香りです。

煙草の臭いは印象を大きく下げる 

キツイ香水と同じくらい印象をダウンさせるのが、煙草のニオイです。喫煙者自身は分からないと思いますが、いっぷくの後にマウスウォッシュで臭いを消しても、洋服にはタバコの臭いがついています。面接前に緊張をほぐしたい気持ちは、良くわかります。煙草が終わったら、スーツの臭い消しも忘れないでくださいね。

ファブリックミスト携帯用 ラグジュアリーリラックス
    
携帯用のリセッシュでも十分ですが、ちょっと凝りたいひと向きなのがラボンの消臭ミストです。ファブリーズやリセッシュより、落ち着いた感じの香りがします。

プッシュした直後は強めですが、しばらくすると芳香は消えます。同じシリーズの中では、ラグジュアリーガーデンがお薦めです。
体臭は面接で落とされやすい? 
残念ながら、答はイエスになるでしょう。「職場になじんで、スムースに仕事をこなしてくれる人物か」面接官はここを見ています。スメハラという言葉がにぎわっているように、体臭は労働環境のキーワードのひとつに昇格しています。デオドラント対策はしっかりおこなって、面接へでかけてくださいね。
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