日本とフランスどちらのやり方でつけたい? 
香水をつける推奨ポイントは、日本とフランスでは違うようです。「香水を買ったはいいが、どこに付けたらいいのか」「つける量がわからない」そんな悩めるあなたに、参考になる内容をまとめました。




日本で推奨されているパルスポイント 
日本ではヒジの内側・ひざの裏側・おなか・手首・スカートのすそなどが、香水をつけるオススメスポットとして紹介されています。いずれのスポットにも肌の内側すぐ近くに血管があり、あたたかい血液がながれています。
あたたかい熱で香水の揮発が進むので、香りが発散されやすくなります。パフュームのようい濃度が高いものは点でつけて、薄めのコロンやトワレなら、面積をすこし広げるのがよいとされています。
いっぽうで、つけない方が良いとされているスポットもあります。胸の谷間と両方の耳を結んだトライアングルゾーンです。この部分は春から秋までは露出されることが多く、太陽の光をうけて肌にシミができるのを防ぐという理由があるようです。鼻にも近いので、ほんのりした香りを好む日本では不向きという意図がこめられているのかもしれません。
かたやフランス流は? 

フランス・フレグランス財団のFAQでは香水をつけるオススメ箇所は、肌のすぐ下に血管があるところまでは日本と共通です。その先は日本流とは異なります。
耳の後ろではなくて耳たぶ、喉の下の部分や首のくぼみ、手の指と指のあいだ、膝の裏側などにつけなさいと助言しています。ほかにも、脈がうつのを感じる場所なら、どこでもどうぞと締めくくっています。点でつけるよりは20センチくらいの面に広げるとよく香りがたつよ、とも書かれています。

量については、一度に7プッシュとすすめています。両手首、両ヒザの裏、首の両わきのくぼみに合計6ショット、最後の一回は胸の谷間に噴きつけます。ハッキリと香りたちそうな量ですね。

香水大国のフランスでは、デパートに子ども用香水のコーナーがあるくらい、日常生活にフレグランスが浸透しています。日本で例えるなら、ちょっとコンビニへ行くようなときでも、シュッシュを忘れません。「今日もシャワーしないで寝るの?」というお国柄なので、体臭封じのマスキングとしてか、体臭とコラボさせて楽しむスタイルが確立しているのでしょう。


香水史には欠かせないメンツのひとりココ・シャネルは、「香水はどこにつければいい?」と聞かれたさいに、「キスしてもらいところよ」とかえしました。う~んカッコイイ回答です。でも、真にうけて好きな人を思い浮かべながら、香水を唇につけるのは賛成しませんね。なめて美味しいフレグランスはまだ開発されていません。