お肉食べたい 
体臭が気になって食べたいものを我慢するばかりの生活は、ちっとも楽しくありません。焼肉やステーキをうんと食べたいときは、本能に逆らわず思いっきり頬ばりましょう。

肉類は消化に時間がかかり、腸のなかに長く居座るのは事実です。このとき生まれる腐敗臭が、血液にのってカラダをめぐると、さあ大変!腐った肉から放たれる体臭はキョーレツです。消化のスピードをあげて、腸から早く追いだすには、パイナップルに助けを乞うのがイチバンです。


なぜパイナップルがいいの?

理由は、ブロメラインという消化酵素がたっぷり含まれているから。消化酵素は、キウィや舞茸、イチジク等のおなじみ食品にも含まれていますが、もっともパワフルに働くのがパイナップルの消化酵素なのです。

牛肉・とり肉・ブタ肉を使った実験結果では、食品を溶かすスピードを比べると、パイナップルがダントツで最速です。牛・鶏・豚の全種目で一等賞をとったうえに、筋や繊維までキレイさっぱり溶かしてしまいました。ブロメラインの徹底した仕事ぶりは、見事というしかありません。

焼肉デートや肉食女子会、ご褒美ステーキのときにも、ぜひ力を借りてください。では、パイナップルをどのように活用すれば良いのでしょうか?


お腹にいれておくのは肉食のまえ

空腹時にパイナップルを食べると、腸に到着するまでにかかる所要時間は30分です。少なくともお肉を食べる30分前までに4カット頰ばって腸に待機させておきます。大きめ一口サイズで、4個食しておきましょう。

こうしておけば、消化酵素ブロメラインが早めにスタンバイして、遅れてやってくる肉類を待ちうけることができます。あなたが満面の笑みで食べたお肉が腸にとどくと、チャッチャと始末に着手してくれることでしょう。お肉といっしょに、食物繊維が豊富なキャベツやキノコを食べると、勢力の増強につながります。肉が腐るまえに腸から追いだすミッションの援軍として、大いに活躍するに違いありません。

パイナップルの缶詰やジュースは残念ながら効果ゼロ

パイナップルを肉の消化に役立てるときは、必ず生か冷凍したものを食べましょう。ブロメラインは60度以上で加熱すると、たちまち効力を失ってしまいます。酢豚に入っているパインは美味しくても、消化酵素としては戦力外なのです。

もうひとつ気をつけたいのが、パイナップルの選び方です。美味しさで選ぶときは、下ぶくれでお尻がやわらかく、プーンと甘いニオイを放つ熟成したものが良いのですが、消化の戦士としてチョイスするときは、フレッシュな、熟成していないパイナップルを選ぶのが鉄則です。果実が熟していくにつれ、ブロメラインの含有量は減っていきます。

パイナップルは追熟しない果物です。冷凍で消化酵素が失われることもありません。カットパインでも丸ごとでも構わないので、冷蔵や冷凍で常備しておくと便利ですね。

肉食後の体臭予防は

熟成していないフレッシュなパイナップルを、ガッツリ肉食の30分まえまでに、大きめ一口サイズで4カットたべて、腸内にスタンバイさせておきましょう。パイナップルが売場にないときは、グリーンキウイ1個でもいいんですよ。タンパク質を分解する酵素は、キウイにも豊富です。