厚労省の調査によるとストレスは人の心とカラダにいろんな反応をもたらします。胃腸炎・下痢・便秘・動悸・疲労・不眠・意欲や集中力の低下など、やっかいなことばかり。 腐ったタマゴの硫黄臭と腸にたまるウンチ臭 ストレスでキリキリ痛む胃の内部は胃酸が増え、粘膜が傷み、消化力が落ちています。食べたものを粥状にする作業がうまく進まず、胃のなかには硫黄のような臭いが充満します。ルージュをひいた女性の唇がひらくたびに硫黄臭がこぼれ出て、血液に運ばれた悪臭がカラダのあちこちから外へ出ていきます。ストレスが胃にくると、吐息や体臭に腐ったタマゴ臭がまじるメカニズムがこれです。 胃の下にある腸はもっと残酷です。悩んで便秘になると、腸内はウンチの貯蔵庫になってしまいます。血液はウンチの臭いであろうが何であろうが、出てくる物をのせてカラダを駆けめぐります。あとはお決まりのコースで体外へ出ていくので、あなたはウンチの香りをまとうハメになります。想像するだけでもブルっと身震いしませんか?朝晩高級ソープでごしごし洗っても、身体中の穴からそとへ放出されるのですから、ほぼ打つ手はありません。
は、あなたの頭に10円ハゲを作るだけでなく、臭い女性に変えてしまう邪悪なパワーをもっています。上司によるイチイチねちねちイライラ攻撃をうけてストレスが最大限に溜まってくると、カラダから腐った卵の臭いや鉄サビのような金属臭、加齢臭のニオイまででてくるのが恐ろしいところです。
進まぬ仕事を残業で補うツケは
鉄サビのようなニオイの金属臭という形であらわれます。ストレスにより集中力や意欲が低下すると、仕事がはかどらず残業が増えることになります。こうして、FFことファティーグ・ファクター(疲労因子)が体内に生まれ、内蔵の働きが低下します。生理でもないのに鉄臭いときは、肝臓の働きが弱っているサインです。元気なカラダの肝臓は毒素をや鉄分をきちんと分解してくれますが、疲れて機能が低下すると、分解できなかった鉄分が血液に流れることがあります。
きわめつけが女性ホルモン
厚労省の調査が語るのは、男性より女性の方がストレスの影響をうけやすい事実です。男性にとっての職場の悩みのチャンピオンは「仕事の量や質」ですが、女性の悩みの筆頭はズバリ「人間関係」です。うつ病なども女性の方が発生しやすく、背景にあるのが女性ホルモンの存在です。
ストレスで女性ホルモンの分泌が減ると、私たちの体内でも男性ホルモンが優位にたちます。女性ホルモンのおかげで皮脂の量が抑えられていたのに、減ってしまうとその恩恵がうけられなくなるのです。皮脂の量が増えるいっぽうで、活性酸素も増えていきます。なぜなら女性ホルモンは、活性酸素を無毒化するスーパーホルモンだからです。ストレスによって最大の武器をうばわれた女性の体臭は、活性酸素や過酸化脂質の影響で、強くなります。
体臭ではなくストレスを発散せよ
ストレス大国ニッポンでは、厚労省が旗ふり役になって、職場環境のストレス追放にはげんでいます。環境が変わるのを待つだけでなく、プチ手段を講じている女性もいます。やらかす天然系タイプのその女性は、陰険上司のかっこうのターゲットでよく怒られているを目にしました。説教が終わって一礼するときに、いつも優雅な微笑を浮かべるので、ある時理由を尋ねてみたのです。
「終わりそうなタイミングが来たら、あいつをロケットにくくりつけて、脳内で銀河の果てに打ち上げてるの」想定外の答えです。「そうすると、自然と笑みが浮かんでくるの」
世の中には、折り合いをつける努力がもったいないほど理不尽な上司もいます。ロケットにくくりつけて打ち上げるイメージングですか。欲をいえば、ブラックホールの中心に打ち込むくらいの気合を入れても良い気がします。にっこりと爽やかに礼節をつくしながら、頭のおかしい上司に振り回されない処世術は見ならいたいものです。