冬場にたまった毒素のデトックスに本気をだした肝臓には、大量の酸素が必要です。血流は肝へ向かい、脳がいつもより酸欠気味になるのです。このため10人中6人が、春になると眠くてだるくて、終日あくびを噛み殺していると言われています。 春はなぜ眠いの?
朝から晩まで眠いのは、自律神経の乱れが原因だと言われています。が、東洋医学の考え方は少し違うようです。春の陽気に背中をおされた肝臓が、気合をいれて仕事をはじめるからだとか。
春の眠気には良いことも
肝臓がヤル気を出し、春の眠気に襲われるようになったら、あなたに出来ることは応援です。やたらと眠い、目がショボショボする、気がついたら手が口をおおっている・・そんなときは、黄色いものや酸っぱいものを積極的にたべて、肝臓の働きをサポートしてあげましょう。
春に食べるのは黄色いものと酸っぱいもの
黄色いもの
眠い春は、まず黄色いものをたべましょう。朝ごはんは、手軽で美味しく栄養価が高い「卵かけごはん」がイチオシです。梅干しをのっけると更に肝臓の応援になります。黄色くてビタミンBをふくむ納豆も、忘れないようにしましょう。
眠い春は、まず黄色いものをたべましょう。朝ごはんは、手軽で美味しく栄養価が高い「卵かけごはん」がイチオシです。梅干しをのっけると更に肝臓の応援になります。黄色くてビタミンBをふくむ納豆も、忘れないようにしましょう。
緑茶は季節をとわず体臭予防の優等生です。いつもより濃くして飲むのが春流です。ペットボトルのお茶も、バカにできないくらい美味しい商品が並んでいます。ペットボトルでも、効果はあるのでしょうか?
酸っぱいもの
卵かけごはんに梅干しをのっけてもよいし、酢の物も肝臓の働きをサポートします。酸味がさわやかなキウィ・オレンジ・レモンやグレープフルーツには、クエン酸が豊富です。
卵かけごはんに梅干しをのっけてもよいし、酢の物も肝臓の働きをサポートします。酸味がさわやかなキウィ・オレンジ・レモンやグレープフルーツには、クエン酸が豊富です。
あなたの朝食がパンなら、春はゆで卵と酸っぱいフルーツを食卓にのせれば、いいことがありますよ。
仕事中にまぶたがくっついて寝落ちしそうになったら、両方の耳たぶをつまんで外側にひっぱってみてください。これで、パチっと目があきます。眠気を覚ますには、カフェインの量がダントツに多いドリップコーヒーが一番です。
コーヒーなら飲みすぎて、胃がダボダボのときは、ミントのキャンディやガムもスッキリします。ミントの主成分のメントールは、ねむけ封じだけでなく、集中力を高める効果があります。職場の空調システムにミントの香りをのせて、従業員の生産性アップにつなげている会社もあるんですよ。あの手この手で、巧妙に攻められております。